早いもんで、気がついたら松の内も明け、旧正月も過ぎてしまいました、そうこうしてるうちに節分がやって参ります。ほんまに時間に追い立てられてるような気ぃがしますな。

ひょいと一人で宿坊をのぞいたら、さすがに一月ともなったらひまなんか、珍しくお客が誰もおらしまへん。おかんと○×ちゃんが何やら話とります。
「あぁ、おこしやす」
「おこしやす、お父はん」
「何や、○×ちゃん今日は※1お茶引いてんのかいな。そんなこっては※2今年の一等賞は取れへんで」
「ちゃいますねん、二階で宴会なんどすけど、お客さんがまだお見えやおへんし待ってんのどす」
「あ、そうかいな。で、さいでんはおかんと何話してたんや」
「いいえいな、この妓が早う『おふく』にさしてくれて云いまんにゃけど、まだ早いちゅうてたとこどすねん」

【おふく】
おふく