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舞妓と眼鏡

空梅雨かいなて思うてたら、七月に入ってぎょうさん降ってからに、も少し加減ちゅうもんがおっせ。まぁ、おかげで水不足は当面解消されたみたいどすけど。

さて、今日は視力、眼ぇのお話どす。うちも若い頃は視力だけは自信がおした。サンコンはんには及びまへんけど、向いのホームの時刻表が読めたもんどす。3.0はあったて思うんどす。

ご存知の通り、舞妓ちゃんは眼鏡をかけることは出来しまへん。たまには眼鏡かけた舞妓ちゃん、ちゅうのも見てみたい気ぃはしますけどねぇ。せやから、眼ぇの悪い妓はコンタクト使うちゅうことになんのどす。こらスッチーもおんなじどすな、モデルさんもそうどっしゃろ。

もちろん芸妓はんでもそうどす。大きな姉さん方になると、普段家にいてるときにはかけてることもおすけど、舞台やお座敷では決してかけはらしまへん。せやから、もし舞妓ちゃんになりたい、て思うお方は先ずある程度の視力が無いとあきません。

ちょっと前に、祗園町にある舞妓ちゃんが店出ししたんどすけど、この妓がかなり視力が悪うて、日頃からコンタクトをつけてたんどす。けど、度が進んで来て、ついに痛さに堪え兼ねてお医者さんへ行ったところ、このままコンタクトを使うてたら最悪失明する、とまで云われたんやそうどす。一年間辛抱して仕込みさんを続け、ようやっと夢が叶うてだらりの帯が締められたのに、泣く泣く舞妓ちゃんを辞めてしもたんどす。お店出しからたった2カ月間だけの幻の舞妓ちゃんどした。

「これ、○×ちゃん、あんた何ぼーっとしてんのえ。さっきから手ぇ振ってんのに」
「あ、□△さん姉さん、えらいすんまへん、うち今日コンタクトつけるのん忘れて来たんどす。せやし、3メートル先誰が誰や分らしまへんねん」
「大丈夫かいな、そんなんで家まで帰れんのんか?」
「大体の景色で分りますし、大丈夫どす。けど、信号機が見えへんさかいに、周りの人が歩きだしたら付いて行きますねん」
「そら危ないがな、車にでもはねられたらどないしますのん。丁度うちもあんたの屋形の近くまで用事がおすさかいに連れてったげるわ。ちゃんと横に付いといないや」
「おおきにお姉さん、お世話かけますぅ」

ほんま、気ぃつけとぉくれやっしゃ。舞妓ちゃんなんかはねたら、加害者の方も大変どっさかいに。休業中のお花代、治療費、着物代て、損害賠償金どんだけ請求されるや分らしまへんえ。せやから、祗園町ではタクシーの運転手さんも舞妓ちゃんを見かけたら避けて通ったはります(笑)

車にはねられた、ちゅうたら去年の秋にある芸妓さんが深夜、石段下の東山通を渡ってたとこをはねられて10米ほど飛ばされたんやそうどす。現場検証に来やはった警察の方は、「もしかしたら死んでるかも」ちゅうてはったんどすて。

ところが本人は顔をすりむいたんと両足の打撲だけで1週間足らずで退院して来やはりました。今は勿論元気にしたはりますし顔の傷も全く分からしまへん。いや、尋常なお方やおへんなこのお姉さん。もしかしてターミネーター(笑)

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コメント (1)

四条通りを横断歩道もないところ渡りたかったら、舞妓ちゃんと一緒だったら安全だとか。運転する皆さんもよく知っとりますな。

投稿者 : komukomu 日時 : 2005年07月10日 17:17

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2005年07月07日 14:08に投稿されたエントリーのページです。

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