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2006年12月 アーカイブ
2006年12月21日
猪年の初詣は摩利支尊天
毎年、年末になると大和大路四条に恵美須神社(えびすじんじゃ)の十日ゑびすの看板が上がるのですが

今年はその奥に、こんな垂れ幕がぶら下がってます。

初詣は摩利支尊天
ああ、そうか。来年の干支はイノシシ。そういえば摩利支尊天堂(俗称まりしてん)にはぎょうさん狛犬ならぬ狛猪(こまいのしし)があったなあ〜と思い出し撮影に行ってきました。
ここが大和大路側からの入口
さっそく左右に狛猪が。



境内に入るとそこかしこにいっぱい狛猪さんが。
![]()
強そうな狛猪さん。 上のと対になってたので、狛猪版阿吽さんなのかもしれません。

摩利支尊天堂は禅居庵ともいい、建仁寺の塔頭の一つです。 建仁寺は他にもお稲荷さんを祭ってる塔頭もありますので合わせての参拝をおススメします。
おことぉさん
今年は今のところ、気象庁の予報が当って暖かい師走どす。なんやクリスマスも、もひとつ気乗りがせぇしまへんな。あと十日足らずで今年もお終い。舞妓ちゃんの中にはクリスマス明けくらいから早々と正月休みに入る妓もいたはります。
暮れのある昼下がり、街中の喫茶店で○○ちゃんと××ちゃんが話しとります。
「○○ちゃん、あんた今年はお家帰るん?」
「ふん、今年は代休が仰山貯まってんので、25日から帰ろかいなて思うてんにゃけど、早う帰ったら正月の用意手伝わされたらかなんしなぁ」
「へぇ〜、ほな二週間近う休みあんにゃ。ええなぁ」
「そういう××ちゃんはどないするん?」
「うちは(家が)近いし、29日頃に帰ろかいなて。その頃やとお兄ちゃんも仕事終ってるし、車で迎えに来て貰おかいなて思うてんにゃけど」
昔みたく、大晦日までお座敷があって、一夜明けたらまた元日からお座敷があるちゅう時代やおへんし、大抵の地方から来たはる芸・舞妓ちゃんらは実家へと里帰りしてしまうんどす。新人の舞妓ちゃんだけ大晦日まで残して、※1おことぉさんの挨拶廻りをさせてはる置屋さんもおすけど。
実家の近い妓は楽どすけど、遠い妓やと移動が大変どす。切符の手配なんかは屋形がしてくれますけど、帰るとなるとお土産やら何やらで、これもまた面倒なことで。それでも、帰ったら同級生やらと久しぶりに会えるし、楽しいことには違いおへん。
「おっ、二人揃うてまた何ぞ悪だくみの相談してんのか?」
「いやぁ、おとうはん、こんにちは。あんまり人聞きの悪いこと云わんといとぉくれやす。それよかおとおはんこそ昼間っから何してはりますのんこんなとこで」
「いや、近くまで用事があって来たんやけど、前通りかかったらあんたらの顔が見えたさかいに入って来たんや」
「近くまでて、○×さん姉さんとこどすか〜」
「阿呆なこと云いな、そんなんやったらわざわざあんたらのとこへ寄るかいな、避けて通るがな」
「ご心配無う、うちら口は堅おすさかいに。その代わりちゅうたら何どすけど、サンドイッチ食べてもよろしおすか〜」
「あぁ、サンドイッチでもヨンドイッチでも好きなん食べたらええがな」
「おおきにぃ、丁度小腹が空いてましてん。虫養いに呼ばれますぅ」
余計なとこへ顔出したらあきまへんな。飛んで凍てつく冬の虫
今年もうちのしょうむないヨタ話にお付き合い頂きまして、ほんまにおおきに有難うさんどす。ごまめを書き出して5年近くになります。そろそろ祗園ネタも切れて来た頃で、最近は回数も減ってまいりました。また来年も続けられるかどうかは分らしまへんけど、その節はまた宜しゅうにお頼申します。今年の暮れはノロが大流行、皆はんもせいぜいお気をつけて、ええお年をお迎え下さいませ。
※1 おことぉさん 舞妓ちゃんらが、大晦日の日にお世話になっ
たお茶屋さんにお礼の挨拶に廻ること。衣
装はそんなりでよろしい。受けたお茶屋さ
んは、お返しに「副玉」をあげます。
2006年12月13日
事始め
12月13日は事始め、この日から迎春準備を始める日とされ、京の町はにわかに活気づきます。

祇園商店街のアーケードにも八坂神社の紋がデザインされた幕が貼られました。
川向こうの四条や河原町の商店街はクリスマスの飾り付けで賑やかですが、八坂神社の門前町たる祇園商店街ではそんなもの無用です(^.^)
花街では芸舞妓さんが、お世話になったおどりのお師匠さんやお茶屋さんなどに挨拶回りに出かけられます。

朝からの寒雨(さぶあめ)にも関わらず、花見小路四条角のお茶屋一力さんに挨拶に来る芸舞妓さんが絶えませんでした。
そんな芸舞妓さんを写真に納めようと大勢のアマチュアカメラマンもお見えになります。

2006年12月05日
祇園町御連中

南座前にこの看板が置いてある日は、花街の芸舞妓さんが歌舞伎を鑑賞に来る日、いわゆる総見です。
桟敷席にずらっと並ぶ芸舞妓さん、それは素晴らしく壮観らしく、この日を狙ってチケットを取る一般客さんも多いらしいのですが、京都五花街がそれぞれ一日、5日しか無い訳ですから、総見の日のチケットはプレミアがついて10万円というのも珍しく無いとか。
ちなみに毎月変る舞妓さんの簪(かんざし)、今月はまねきをかたどったもので、総見の日に好きな役者さんに書いて貰うそうです。
祗園町の舞妓さんの簪で今年の一番人気役者さんがわかるそうで、今年は勘三郎さんの楽屋が長蛇の列になったとか。
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