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舞妓ちゃんの出身地

 今年も花見小路の南側入口には、大きな門が建てられ、道々にはこれまた大きな雪洞が並んで、店々の軒先には繋ぎ団子の染め抜かれた提灯がさがって、をどりの近いことを教えてくれます。もう今週末の日曜日から初日が始まんのどす。桜もその頃見頃やないかて思いますけど、人出の多さにはいつもながらしんどおすな。


 さて、今月8日に皆はんの中にもTVで観た方もお居やすかと思いますけど、京の花街始まって以来ちゅう、沖縄出身の舞妓ちゃんが誕生致しました。今年の都をどりには出られしまへんけど、お茶席のお控えに二度出して貰えるみたいどす。まぁ、立礼式のお茶席やったら、足も痛うはおへんやろ。
 ちゅうのも、デビューして間もなく、お座敷へ向かう途中で慣れへんおこぼで躓いて、足の甲を痛めたんどす。そのときは一緒にいたお姉さんが、替りにおこぼを履いて、舞妓ちゃんは姉さんの草履でお座敷へ向かうたんやそうどす。芸妓はんのおこぼ姿、観てみとぉしたな(笑)


 今まで、九州、北海道、四国、もちろん本州出身の妓はいてたんどすけど、ちゅうよりも京都府出身の舞妓ちゃん、今では1割ちょっとしかいてしまへん。昔は殆どが京都出身、しかも花街出身の妓も仰山いたはりましたけど、今では貴重な存在になって来たんどす。そんなお姉さんの話さはる花街の言葉は、やっぱしすんなりと耳に心地よいもんどすけど、他所から来た妓の言葉は、皆一生懸命にお稽古したはるんどっしゃろけど、それぞれどこと無う違いますな。


お座敷んときは、それでも気張って京言葉を話そうと努力したはりますけど、仲間内だけの集まりやとついつい、地元の言葉が出てしまいます。

「はぁ〜、今日のお稽古はえれ〜んじゃ」
疲れ切った顔で○×ちゃんが漏らしとります。

「え〜、何それどうゆう意味?」
東京出身の□△ちゃんがからこうとります。

「○×ちゃん、岡山やけんしゃーないやん。そぎゃんいけずせんとき」
福岡出身の□○ちゃんが博多弁と京言葉の入り交じった変な言葉で会話に入って来よります。

まぁ、うちも方言は大事にせなあかんて思いますけど、お座敷では、京舞妓を楽しみに来たはるお客さんのために、気張って覚えとぉくれやす。大変やとは思いますけど。
例の沖縄の舞妓ちゃん、転んだときに思わず「あがっ!」て云うたとか云わなかったとか(笑)

皆はんもどうぞ、地元の方言は大事にしとぉくれやす。

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2007年04月02日 13:00に投稿されたエントリーのページです。

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