京都祇園観光案内

祗園と観光

今回は祗園町をちょっと離れて京の観光客のお話どす。去年は、例のニューヨークテロの影響で秋の京都への観光客が増えて、総数4200万人やったそうどす。今年はその反動で減少するんやないかて心配されてたんどすけど、今でも去年を上回るペースなんやそうどす。44〜4500万人くらいどっしゃろか。
しかしこの数字、よう考えたら日本人の3人に1人は京都へ来てるちゅうことになんのどす。もちろん生まれたての赤ん坊から寝たきりの老人まで含めての話どっさかいに、実際にはもっとすごいことになりまっしゃろな。おまけに京都の人口も引かんとあきまへんしねぇ。


昨今ブームの沖縄でも、やっと年間450万位らしおすさかいに、いかに凄い数字かは分かって貰えまっしゃろ。それでもまだ足らん、ちゅうて市長はんは、2010年までに5000万人を目標にしてるらしおす。けど、数増やしたらええちゅうもんやおへんえ、あんまり欲かいたら元も子も無うなりまっせ。
しかし、この数字は一体どうやって数えてはるんやろか、ちゅう疑問が湧いて来まへんか?そらJRとかの乗降客なんかはある程度数えられますやろけど、車で来たりとかする人の数は一体誰が数えてはるんどっしゃろか?どなたか詳しいお方がいたはったら教えとぉくれやす。
今年の秋は、11月に入って急に寒うなったもんやさかいに、紅葉が例年に無う綺麗どした。観光のお方も、ようそこらへんは知ってはって、第2〜4週の土・日がピークどしたなぁ。どこ行っても車と人だらけ。あれでは情緒も風情もあったもんやおへん、けど皆はん来やはんのどすなぁ。
おかげで、家から祗園まで歩いて行ったこともおした。いくらタクシー呼んだかて来てくれしまへん、ちゅうよか来れへんのどす。高台寺あたりの料亭へ呼ばれた舞妓ちゃんも、東大路で降りて歩いて行ったんやそうどす、あのおこぼで上り坂はきつおっせ。おまけに90過ぎの地方はんの手を引いて行った、ちゅうからほんましんどいお仕事どす。
その祗園・花見小路も人と車で溢れかえっとりました。まるで盆と正月が一緒に来たような賑わいどす。その観光客を当て込んで、最近は花見小路にもぎょうさん食べもん屋さんが増えてきよりました。外見こそお茶屋のままの風情を残してますけど、表にメニュー出したり、食品サンプル並べたりして、あれではあきまへんなぁ。
祗園町の風情が台無しどす。表には何も出さへん、看板の色は白で統一する、とかもうちょっと考えて欲しいもんどす。このままやとそのうち食堂街みたいになってしまうんやないか、て心配しとります。舞妓ちゃんが歩いてて似合うような町並みを保存していって欲しいもんどす。
今年もまたうちのしょうむないヨタ話におつき合い頂き、頭の下る思いどす。うちにとっては、今年はとんでもない年どしたけど、皆はん方はどうどしたやろか、良かったお方は来年も、悪かったお方は来年こそ、ええ年が廻って来ますように。
■このコンテンツは藤村屋電子瓦版の記事を再構成して掲載しております。

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