京都祇園観光案内

紅葉シーズン

今年もまた紅葉のシーズンがやって来よりました。この時季はほんまに移動するのんが大変どす。皆さんマイカーで来やはるもんやさかいに、道が混んで動かしまへん。いっぺん懲りたお方は来やはらへんて思うんどすけど、また別のお方がおいでやすのどっしゃろか。観光のお方は当然のこと、普段に生活してるもんにとってはえらい迷惑なことどすわ。
「ほんまに、何でこない仰山のお人が来やはんのどっしゃろか、まるで湧いて来るみたいどすなぁ」
さいでん※1京大和さんの宴会から帰って来た○□ちゃんが口とんがらかしてぼやいとります。
「渋滞で車登れしまへんさかいに、安井から歩いて行ったんどっせ。○×ちゃんと△○さんお姉さんとで。お姉さん、あのお年どっしゃろ、かわいそやし三味線箱持ったげて、手ぇ引いたげて、そら大変どしたえ。おまけに観光のお方にはあっちゃこっちゃで写真撮られるしぃ」
へぇ、そら若い舞妓ちゃんが年寄の手ぇ引いて歩いてるとこなんて、中々珍しい光景どっさかいにねぇ。常からもああいった高台にあるとこへ宴会に行く時なんぞは、おこぼは履かんと草履で行くのんどすけど、それでもあの衣装着けて、年寄りの手ぇ引いて登るのんはちときついもんがおすわなぁ。


「そら、ご苦労さんやったな。まぁ冷たいビールでもお飲みやす。ところで、あの姉さんおいくつにならはったん?」
「確か、姉さん寅年ちゅうたはったさかいに、今年で90にならはんのとちゃいますか」
横からおかんが話に割り込んで来よります。話だけならまだしも、わざと舞妓ちゃんとうちのあいさに座らんでもええのに(笑)
「へぇ、90歳。それにしたら元気やなぁ、やっぱし地方さんの方が息が長いなぁ、(立方さんから地方さんへ)転向した×○ちゃんも正解やったで」
わいわい云うてるとこへ、他所のおかんから、「○○さんが見えてはりまして、『こっち来ぃひんか』て云うてはりますけど」ちゅう電話が入って来よりました。
「あそうか、ほなすぐに行くわて云うといてんか」
「○□ちゃんも、※2後聞いてへんにゃったら一緒に行くか?友達の○○が来とんにゃて」
「へぇおおきに、連れて貰います。あと、お夜食もついでにお頼申します〜」
「けど、まだ外は人でいっぱいやな。一緒に歩くと大変やし、あんた先に行ってよし。うちは後から追いかけるさかいに」
この時季、夜10時位までは観光のお方で花見小路は映画村状態になっとります。そんなとこへ舞妓ちゃん連れて歩こうもんなら、ひどい目に遭うのんどす。嬉しそうなにやけた顔して一緒に歩いてるとこ写真に撮られて、どこぞ知らんHPにでも出された日にゃ、誰が見てるや分らしまへんしねぇ。以前もTVでえらい目に遭わされたことどすし(笑)
あぁ、早いとこ紅葉も散ってしもて欲しいもんどすなぁ(笑)
※1 京大和  東山、高台寺の南側にある料亭どす。京の町中
        を見下ろすお座敷からの眺めは中々のもんどす。
※2 後聞いてへん  後のお座敷の予定が無ければ

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