京都祇園観光案内

おばけの髪型

松も取れて、また祗園町にも静かな時が戻ってまいりました。皆はんも年末年始の暴飲暴食でただれた胃の腑や肝の臓、元に戻りましたやろか。若い舞妓ちゃんらは元気そのもの、今さいでん、しばらく食べてへんさかいに連れてけ、ちゅうて焼肉を食べさして帰って来たとこどす。
「で、この前の温泉はどやったんや」
「いやもう退屈で退屈で、若い女の二人連れて、うちらしかいてしまへんどっせ、皆んなカップルやら家族連れやらで」
「せや、それもこれも○×のせいや、自分から云い出しといて、ドタキャンしてからに」
「けど、家の用事が出来たらしゃぁないしなぁ」
「それやったら、□×ちゃんでも替わりに誘うたらよかったやないんか」
「それが、あそこの屋形、休みで帰ったときには実家から親と一緒に電話せんとあきまへんねんて。友達同士で旅行行ったりしたら叱られるんどすて」
「ほ〜ぅ、えらい厳しいんやな」


□△ちゃんと×○ちゃんが、正月休みに温泉へ行った話をしとります。何でも、最初は三人で行く筈やったんが、一人がキャンセルになってしもて、しょうことなしに二人でラブラブで行って来たんやそうどす(^○^)
宿のお方もきっと不思議がってたことどっしゃろねぇ。正月早々から若い娘が二人連れで、しかも着物着て来たら。
「けど、×○ちゃんの歯軋りはほんまひどいなぁ、ちっとも眠られへんかったわ」
「へぇ、眠られへんもんが寝言云うたりすんにゃろか。おっきな声で、びっくりして目が覚めたわ。『すんまへん、かんにんしとぉくれやす』てなんべんも。また何ぞ悪さしたん?」
「変なこと云わんといてんか、うち寝言なんて云わへんし」
「はいはい、ほんま携帯のムービーに撮っといたらよかったわ。あと髪がどうたら云うてたで」
「うちそんなん知らんし〜 そらそうと髪ちゅうたら、今度のお化けの髪何にする〜?」
「せやなぁ、鴛鴦は誰でもやってるしなぁ。菊重はちと地味過ぎるしぃ、何にしよ〜」
「ほな、大銀杏でも結うたらどないや」
「て、どんなんどすのん、聞いたこと無い名前どすけど」
「何云うてんにゃ、お相撲さんがしてる髪型やないか。そら目立つで、いや歴史に残るかも知れんな。新聞にも出たりして」
「んも〜っ、そんなんでける筈おへんやんか」
節分お化けんとき、舞妓ちゃんらは化装したりは出来しまへん。芸妓さんにならんとあきまへんのどす。その代わり髪型だけは普段とは違う髪型を結うて、(ちゅうても制限があって芸妓はんの島田みたいなんは許されまへん)町娘風の着物位は着せて貰えんのどす。もし今年の節分に舞妓ちゃんを見かける機会がおしたら、普段と一味違う恰好を見たげとぉくれやす。

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