南座にまねきが上がりました
京の師走の 恒例行事顔見世興行が間もなく始まりますが、本日 まねきが上がりました。
南座の正面一面に飾られたまねきを見ると、「ああもう師走なんや」としみじみ思います。
関西圏の皆様ならご存知かと思いますが、一応まねきについて説明させて頂きます。
勘定流の独特の書体を用いて書かれた まねきは言うなれば出演する役者さんの看板どすな。
沢山お客が来るようにまねき、招きと呼ばれ、隙間なく客席が埋まるように余白が無いように書かれます。
朝9時頃から多くの歌舞伎ファンや報道陣の見守る中、南座関係者一同さんが表に並ばれ、一連の行事が執り行われましたんどす。
支配人さんが塩でお清めされた後、一般の歌舞伎ファンにも塩が配られ、お清めの儀式が執り行われました。
その後、松竹関係者による手締めが行われ、まねきあげが終りました。
—————————————
當る寅歳 吉例顔見世興行
東西合同大歌舞伎
平成21年11月30日(月)-12月26日(土)
昼の部 午前10時30分
夜の部 午後4時15分
料金(税込み)
1等席
25,000円
2等席A 12,000円
2等席B
9,500円
3等席
7,500円
4等席
5,500円
特別席
27,000円
ーーーーーーーーーーーーーーー
【南座への行き方】
阪急電車京都線 河原町駅下車 八坂神社方面へ徒歩5分
★チケット予約はこちらから
★南座について